においに敏感しけこ☆ブログ

化学物質過敏症(CS)と診断されて15年。おススメの物や場所、体験談など紹介するブログです。

においに敏感でも行ける歯科クリニック

f:id:shikekox:20200514112843j:plain

昨日は歯科通院の日。

 

化学物質過敏症の人が「歯科なんて行けるの?」

 

という声が聞こえてきそうですね。

 

それが行ける歯科医院があったのです。

 

それまでは着色汚れと歯石除去、長年の喰いしばり緩和のためのマウスピース作成に何軒もジプシーをしていました。

 

徒歩圏内の歯科クリニックはどこも全滅。

 

というのも狭い室内にはケミカルな歯科材料のにおいが充満。

 

それになにが一番ダメかって歯科医師も衛生士も助手も制服を自宅で洗っているらしく

合成洗剤柔軟剤のにおいが臭いのなんのって!

 

更に範囲を広げ車で行ける距離の歯科大学に行ったのですが最悪でした。

 

建物自体は古く広々しているし化学物質過敏症の話をしたところ薬剤をあまり使用しない部屋を用意してくれました。

 

制服は大学病院なので無臭クリーニング。

 

しかし!

 

なんと治療台の清掃にファブリーズを使用していたことが判明。

 

どうりで着ていた服が恐ろしいぐらいに臭い移りしていたはずです。

 

でも最初はそれに気づかず前に使った患者さんの服のにおいが治療台についているのだろうと思っていたのでバスタオル持参で椅子に敷いていました。

 

ファブリーズを使用していることが判明してからは勿論行くのを辞めました。

 

大学病院ともあろう機関がファブリーズを清掃に使用しているなんて本当に頭がおかしい・・・。

 

そんなこんなで何年も歯科には行っていなかったのですが見つけました。

 

稲毛エルム歯科クリニック

 

こちらの先生は保険診療に限界を感じて自由診療で予防歯科専門のクリニックを開院しています。

 

フッ素塗布にも反対ですし分子栄養学も勉強されているので食生活を見直すことで歯の健康を保つということを説いています。(高いサプリメントを勧めてきたりはしないのでご安心を。基本は糖質制限とタンパク質重視の食事を推奨しています。)

 

マルエツの中に入っているのですがクリニック内はケミカルなにおいは全くせず制服も無臭です。(ほんのり漂うときもありますが)

 

治療台も毎回清掃しヘッドレストのところは使い捨てのキャップをその都度かぶせています。

 

自由診療のクリニックにありがちなピカピカとおしゃれな内装ではありません。

 

ですがそこに良心的でアットホームな感じを受けますし、清掃は行き届いているのでそこに先生やスタッフのプロフェッショナルな仕事ぶりが伺えます。

 

しかも歯磨き粉はシャボン玉せっけんの歯磨き粉!

 

自宅からはかなり遠いのですが近所の歯科クリニックや大学病院にいくよりよっぽども体に負担がかかりません。

 

 

化学物質過敏症で行ける歯科がないという方は選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。(勿論全ての方が大丈夫という訳ではないですよ。先生との相性もあると思います。)

 

自由診療なので診察代は高いですが本当に歯で困っていたら保険診療でヘタに治療され歯を失うような治療をされるより賢い選択になると思います。

 

歯の掃除なども歯科助手ではなく全て先生がやってくれます。

 

稲毛エルム歯科クリニックホームページ

 

長尾周格Facebook

 

www.youtube.com

 

 とてもお話上手な話しやすい先生ですよ。